２泊３日で大阪・関西万博へ行ってきました！
前評判悪く、メタンガスだの虫の大量発生だの言われていた万博ですが、ゆるママは人生経験として行って良かったと思っています。
パビリオン展示を個別に楽しむというよりは、雰囲気を楽しむ。
万博というイベント・お祭りに参加して、全体の雰囲気を味わいに行く場所だと感じました。
子どもを連れて万博に行けるチャンスはもうこれが最後！
次いつ行けるチャンスがあるかも分からない。
自分の人生のアルバムの1ページに子ども連れて万博に行ったというページがあっても良いかもしれない。
東京からの参加はハードル高めでしたが、そんな気持ちで暑くなる前に行くことを決めました。
東京→大阪万博 2泊３日の旅程
今回は木曜日の夜～土曜日の2泊3日の旅。
木曜日：夜の飛行機で大阪へ
金曜日：万博１日目（朝9時～夜9時）
土曜日：万博２日目（朝10時～16時半）夜の飛行機で東京へ
賛否両論あると思いますが、わが家は金曜日は学校を休みました。
子どもの話によると、万博に行く理由で学校を欠席する児童はチラホラいるようです。
1日だけ行くのは勿体ないし、2日間くらい行こうと思うと平日学校を休んでいくか、夏休みに行くしかないですからね・・・
あと遠方からの参加組は大阪に前泊必須。
早朝に出発する旅行は本当にしんどいので、体力&9時からの入場を考えると前泊がおすすめ。
万博1日目：人生初の万博へ！
万博初参加の1日目。
予約状況
・パソナ館←事前予約
・未来の都市←事前予約
・大阪ガスパビリオン←当日予約
1日目は9時からの入場予約で8時半過ぎに会場に到着。
既にすごい行列で、手荷物検査が終了して会場に入場したのは9時半頃。
入場後にパビリオンの当日予約ができるので、夫はひたすらスマホで予約作業。
勝手がわからず自由入場の展示を少し見て、その後アメリカ館に行ったのだけれど既に2時間待ち。
隣のフランス館は20分待ちだったので取り敢えず列に並ぶ。
フランスパビリオン
ヴィトンやディオールドレスなどのおフランスの香りが満載の展示。
パソナ館
ips細胞で作った心臓の展示。
小さいけれどしっかり動いていた！
実用化されて医学が飛躍的に進歩したらどの様な未来になるのだろう。
大阪ガスパビリオン
写真なしですが、VRでお化けに変身できる体験型パビリオン。
VRは７歳以上が対象。
お目当てのパビリオンを目指して回りつつ、その都度列が少ないパビリオンに並ぶという感じでした。
1日目に回ったパビリオン
・パソナ館
・大阪ガス館
・未来の都市館
・フランス館
・UAE館
・ポルトガル館
・タイ館
・トルクメニスタン館
・モナコ館
・ロボットエクスペリエンス館
・Common館でのスタンプラリー
大屋根リング
パビリオンを回る以外は大屋根リングの上を歩いてみたり。
大屋根リングは降りたい場所で降りられない、また遠回りになるので、「大屋根リングの上を歩く」という目的を持って歩く方のがおすすめ。
虫が大量発生しているというニュースがあったものの、屋根の上ではそこまで気にならなかったー。
夜の光る看板にびっしり張り付いた虫やトイレの壁に虫が止まっているのを見たくらい。
1日目は勝手がよくわからず無駄な動きも多かったと思うけれど、金曜日とはいえ平日でまだ混雑もそこまでではなかったからパビリオンもいくつか回れたました。
万博2日目：来場者16万人超えの激混みぶりがエグイ。
万博2日目は10時入場。
実は当初万博は1日だけしか行かない予定だったのですが、急遽2日目も行く事に決めてチケットを購入。
購入時は12時入場の枠しか開いていなかったものの、チケット購入後こまめにサイトをチェックしてなんとか10時入場に変更。
事前予約なし。
当日予約も全く取れずだったので、とにかく並ぶしかない2日目。
2日目に回ったパビリオン
・オフィシャルショップ
・スイス館
・サウジアラビア館
・ベトナム館
・ドイツ館
・シンガポール館
予約なし+滞在時間6時間の割には結構回れたほうかも。
この日は1日目に行きたかったけれど入場できなかったパビリオンを中心に回りました。
スイス館
入口に飾ってあった切り絵がめちゃくちゃ綺麗だった。
サウジアラビア館
アラビア文字の書道デモンストレーション。
筆が日本のものとは違っていて、おもしろかった。
2日目の土曜日はイベントが重なった影響で来場者が16万人越えだったらしく、午後からは地獄の混みっぷり。
給水器もトイレも並ぶし、1日目の金曜日には待ち時間がなかったCommon館も行列。
いくらなんでも人多すぎ！しんどすぎる！という状況でした。
来場者は右肩上がりで増えているので、行こうかと悩んでいる方は早めに行く事をお勧めします！
ホテル：高すぎる大阪のホテル。
大阪のホテルが高い！
なるべく宿泊費は抑えたかったわが家。
死んでも10万円近い金額は払いたくない。
2ヶ月くらい前からホテルを探して、安定の低価格で泊まれる東横イン様に宿泊しました。
今回泊まったのは東横イン 大阪通天閣前。
わが家は大人2人、小学生1人なので、シングルを2部屋予約。
Yahooトラベルのセールで20％OFF、2部屋2泊で合計33,600円。
今の大阪で、このお値段は結構奇跡。
東横インは小学生は添い寝無料なのが嬉しい。
万博会場の夢洲まで30分程度の立地だったのと、ベッドの幅がシングルでも150㎝あったのが決め手に。
ただ場所が場所なだけに（西成に近い）大丈夫だろうか・・・と若干心配だったのですが、通天閣近辺はほぼ外国人観光客しかいなかった。
汚い感じはありましたが（地元の方すみません）、新今宮周辺は昔ほど危険な場所ではなくなっている気がしました。
東横インの無料朝食はおにぎり。
種類も沢山あったし、無料で頂けるので低予算のわが家にはかなり有難かったです。
▼YAHOOトラベルのセールは見逃せない！
会場内の食事はハイパーインフレ。
万博内での食事は高い！！
たこ焼きは1,500円、マリオンクレープみたいなクレープが1,200円。
ドイツ館で売られていた食パンにソーセージを挟んでマスタードをかけただけのホットドッグは1,800円。
大体街中の2～3倍くらいの値段設定。
庶民のわが家は事前に聞いていた食べ物の値段に怯えて、全て持ち込みました。
おにぎりやお菓子は事前にコンビニで調達、自動販売機の値段は普通だったので飲み物くらいしか買わなかった。
食べ物を持ち込んで食べている人もすごく多かったし、特にこだわりが無い人は持ち込みで良いと思う。
買物は会場外のオフィシャルショップで買うべし。
万博会場内でミャクミャクの人形が無性に欲しくなってオフィシャルショップに行ってみたら、30分待ちの大行列。
会場の規模に対して土産屋が少ないので、朝イチで行かないと並ぶ羽目に。
（並ばない万博って言ってなかった？オイオイ何の冗談だよ、と突っ込みたくなるくらい何でもかんでも並ぶ）
会場外のオフィシャルショップで事前に購入すればよかった！と大後悔。
お菓子も空港に少し売っていたし、会場ではお土産は買わない方が時間を効率的に使えたと思う。
大阪以外にもオフィシャルショップがある様なので、これから行く予定の方はグッズの事前調達がおススメです。
1970年から55年。再びの大阪万博で思うこと。
1970年に大阪で開催された万博は、入場者数6,421万人。
日本人の半分が万博へ行った計算。
当時まだ若かったゆるママの母も遠方からわざわざ大阪万博まで行ったらしい。
当時は外国に行くのは一部の人のみで、初めて万博で外国人を見たという人も多かったようです。
動く歩道を見たのも乗ったのも万博が初めてで、とにかく庶民にとっては見るもの触れるもの全てが目新しいものばかりだったのが1970年の大阪万博。
バックトゥザフューチャー２の世界観を実際に見ているような万博だったのではと想像します。
2025年の万博はスクリーンに映し出された展示情報を見る形態のパビリオンも多く、未知のものを実際に体験するというよりは「未来の世界の在り方を学ぶ」という感じがしました。
1970年の万博が人々に強烈な印象を与えた一方、2025年の万博は「初めて」のものがほとんどなくて脳みそに深く刻み込まれるほどの印象は正直得られない。
デジタルの情報は実物の体験と比較すると印象に残りにくい。
（教科書をすべてデジタルにするとかは絶対にやめた方がいいと思う）
結局疑似体験は実物の体験とは別物なんだろうと思いました。
とはいえ2025年の万博がつまらなかった訳ではなくて、これはこれで貴重な経験だったと思う。
もう繋いだ手を放しかけている年齢に差し掛かった小学生の子どもを連れて万博に行けたこと、それ自体がゆるママにとってはとても貴重な体験だったと思っています。
東京ではイマイチ盛り上がっていない万博ですが、行けるなら行っとけ！と迷っている人の背中を押したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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