昨日の突然の日銀による金融緩和修正!
昼過ぎに帰宅したら日経平均が800円大暴落していて「え?」と思ったら、日銀がついに金融緩和の修正をしたとのこと。
修正って言っても金融引き締めに舵を切った訳ではなくて、YCCの修正。
0.25%→0.5%に変動幅を変更しただけだけれど、それでも一気に4円くらい円高に振れたし、本格的に引締めに転じたら一体どうなるのよ。
黒田総裁曰く「これは利上げではない。」とか言ってたけれど、あれだけ
「金融緩和はあと2年は続ける。」
「YCCの修正は実質的に利上げと同じ。」
「物価高は受け入れられる。」
「思ったほど物価は上がっていない。」
とか散々言っておいて、いきなりの修正。
このおっさん、なんか言ってることとやっていることが全然一致していないし、なんかなーという感じであります。
そして、私としては「ついに来たな、このタイミング。」という感じで。
はい、マイホームを購入したかったわが私は日銀の政策転換をずーっと待ち望んでおりました!!
(ドンドン、パフパフ!!)
高くなり過ぎた東京の不動産。
高騰の原因は東京オリンピックではありませんよ、みなさん。
アベノミクスによる異次元の金融緩和によるゼロ金利がその主な原因です。
一般的に金利が上がると不動産価格が下がると言われており、実際日本と真逆の金融政策をしている海外は不動産価格が下がっています。
今回の日銀の修正案はYCCの修正なので、住宅ローンの変動金利に直接影響がある訳ではありませんが、マーケットはは金融引き締めの布石と捉えています。
あとは価格が高すぎるからと買い控えていた層がより一層買い控えるようになると思われる。
(わが家もその層の一員だけど。)
不動産価格が下がるんじゃないかっていう心理の人が増えると、当然今買いたい!という人が減る。
株も業績よりも人間の心理で動くと言われているから、不動産にも当てはまると思われる。
実際に今の日本の状況では緩和も終盤が見えて、中古マンションが値上げする要因がない。
そうでなくても高すぎた中古マンションは最近売れなくなっている傾向にあって、不動産価格の傾向に変換が生じた感じもあった。
こうなってくると今は不動産購入に対してはより慎重になりたいところ。
引き続きマイホーム探しは続けますが、購入のタイミングはもう少し先延ばしにする気がする。
だって、ババ引くのは嫌だもんね(汗)。
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