本屋さんに行くと沢山の社会人向け英語の学習教材が売られています。
英語の問題集といっても実に種類が様々。
英検やTOEICなどの試験に特化した対策本から、「やり直す英語!」みたいな大人向けにイチから解説している参考書まで多岐にわたる。
「よし、これから英語を勉強し直そう!」と思った方は何を買ったらいいのか?と迷うほど。
そこでゆるママが英語をやり直したいと思っている社会人向けにぜひおすすめしたいの、が中学・高校生向けの問題集。
中でも大学受験用の問題集は学校で習う6年分の情報がギュギュっと凝縮されており、おススメなのです。
今回は受験用問題集の中でも特におすすめの2冊をご紹介します。
学生向けの参考書コーナーを素通りしていたあなた、それは勿体ないですよ!
中学・高校英語をマスターするべき理由
「学校の英語なんて役に立たない。」
とか
「受験英語なんてやっても話せるようにならない。」
とはよく言われることですが、ゆるママはそうは思いません。
ゆるママ自身、英語は中学・高校でのみ勉強し、留学も英会話スクールも行ったことがありません。
それでもTOEIC900点以上取得し、「英語が伝わらなくて困った。」という経験もない。
外国人と普通におしゃべりをして会話を楽しむ。
必要な事務手続きを英語で済ませられる。
これくらいの英会話が可能だったことは3年間の海外生活で実証済み。
(リスニング力がないので相手が言ってることが聞き取れないのは良くありますが。)
ゆるママの英語力の基礎は 学校で習う英語+大学受験での勉強 がベースになっています。
個人的な意見ですが、中学・高校の3年間で習う英語は英語が出来るようになるには必須の内容です。
細かい英文法とか一見無意味に思えるかもしれませんが、そもそも大人は文法の理解なくして外国語を理解することは不可能です。
子どもはロジックなど理解できていなくても言語を習得する能力を持っていますが、大人にはそれが出来ない。
なので英語の基礎知識がないのに英会話などを習っても上達しませんし出来ません。
通常の人は中学~高校にかけて6年間英語を勉強しますが、その集大成となるのが大学受験。
なので大学受験用の問題がほぼわかるということは、英語に必要となるベースを理解できているということになります。
あとはリスニングだったり長文読解だったり、または日本人が苦手とされている会話だったりと、伸ばしたい分野に特化して学習すると良いと思います。
それでは以下、ゆるママが絶対おすすめしたい受験用問題集を2点ご紹介します。
社会人に限らず大学受験生にもチェックして欲しい問題集です!
即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習
大学入試英文法問題集のベストセラー『英頻』。
入試問題の出題傾向を分析し、出題頻度の高い問題を厳選して掲載。
これ1冊で構文、重要イディオム、文法・語法などを学ぶことが出来る。
ゆるママが高校3年生だった20年以上前の話ですが、受験生でこの問題集をやっている人が沢山いました。
桐原の即ゼミと言えば受験生の英文法のバイブル的な存在だと勝手に認識しています。
ゆるママは文法に関してはほぼコレ1冊だけやり切りました。
10回以上解いて「ほとんど暗記してるんじゃないか?」というくらいやっていたので、最後の方はページがバラバラになってしまうほど使い込んでいました。
そして大人になった今でも「ヤバイ!英文法うろ覚えかも。」という場合はこの問題集に立ち返ります。
(AMAZONの履歴を見たら2018年に購入していました。)
もう本当にこれ1冊だけ。
今の大学受験の傾向が分からないので「これ1冊だけやっておけばええよー。」とは言えませんが、少なくとも大人に関してはこれをほぼ完璧に解けるようにすれば大丈夫です、と言いたい。
逆にこの問題集程度の知識がないと英語を上達させるのは厳しいのではないか?と思います。
この「即ゼミ3」にはそれだけ英語のベースとなるエッセンスが詰まった良問が多いんです。
「即戦ゼミ3」は難しすぎるという方には、「即戦ゼミ8」の基礎バージョンがありますのでそちらから解く事をお勧めします。
英単語ターゲット1900
大学受験の際に利用した英単語帳もこれ1冊のみ。
これもスタンダードな大学受験の参考書だと思うのですが、今でもそうなのかな?
英単語集は英検用やTOEIC用が売られているものの、取りあえずこのターゲット1900を全て暗記しているくらいの語彙力があれば大丈夫です。
基礎の基礎、必要な語彙がギュギュっと含まれています。
同じシリーズの熟語帳もおススメ。
単語や熟語は覚えるしかありません。
もうね「知っているか・知らないか」の世界。
小難しい単語を憶えなくても基本的な単語だけも会話をすることは可能なので、まずはこのターゲット1900に掲載されている単語を使いこなせるように頑張りましょう。
中学・高校生向け問題集を大いに活用するべし
以上社会人にもおすすめの大学受験用問題集をご紹介しました。
英語があまり得意でない方やもう忘れてしまっている方にはまず中学生用の教材からスタートすることをお勧めします。
やはり中学・高校英語は基本の基の字を学習するので、まず中学英語の理解が出来ていない場合はいくらTOEIC用の学習をしても意味がありません。
掛け算もろくに出来なかったら数学なんてチンプンカンプンなのと同じです。
私は学生の頃に学習塾の英語講師のアルバイトをしていたことがあるのですが、その際例え高校生であっても英語が苦手な子には中学生用の問題を解かせていました。
英語が苦手な生徒は中学英語も理解できていないことが殆どで、中学英語よりもレベルが高い高校英語を説明したところで理解できない。
出来ない場合は基本からスタートするのが一番。
「社会人が中学生用の問題集を使うなんて・・・。」
と戸惑う気持ちもあるかもしれませんが、ゼロからやり直すことが早道だったりするので変なプライドは捨てましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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