歯並び悪くないけれど、子どもの歯列矯正やります【その①】

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子どもの歯列矯正を始めるべく、年明けからずっと矯正歯科を探していたわが家。

先日無事に歯医者を決めて、矯正をスタートする事になりました。

じつはわが家、子どもの歯列矯正なんてこれまで全く考えていなかったんです。

でも、素人目では分からないことを色々と歯医者に指摘され、矯正することになりました。

これまで全く矯正は必要ないと思っていたわが家が矯正を始めるまでの経緯を知りたい方、ぜひ最後までお読みください。

目次

突然歯医者から言われた「矯正」の二文字。

普段から子どもの歯のクリーニングとフッ素のために定期的に近所の歯科医に通っていたわが家。

虫歯などは特になかったのですが、ゆるママにはひとつ気になることがあって・・・。

就寝中の子どもの歯ぎしり

幼児期の歯ぎしりは良くあるらしいのですが、もう小学3年生になる子どもは未だに就寝中の歯ぎしりがすごく、全く収まる気配がない。

あまりにも「ギリギリ」と毎夜毎夜鳴らしているので、当然歯もかなりすり減ってしまっている状態。

そこで歯科医に子どもの歯ぎしりを相談したところ、「上の歯と下の歯で全く咬めていません。」と言われる。

歯ぎしりの原因は咬み合わせが悪いからではないか、との指摘を受ける。

ついでに舌使いがおかしいとも言われる。

「普通人間の舌は口を閉じている時やものを飲み込むときはには上顎にくっついているのが自然なんですけれど、ついていないんですよねー。」と。

どうやら口ポカン気味の子どもに多いらしい。

(試してみたが、確かに口が半開きだと舌がどこにもついていない状態になる。)

「これは一度専門の矯正医に見てもらったほうがいいですよ。」

そう言われ、何故か大学病院の紹介状を貰うことに。

ここからわが家の矯正歯科探しがスタートしました。

3年待ちのA大学病院の矯正科。

書いてもらった紹介状の大学病院にさっそく予約の電話をしてみることに。

「はい、こちらA大学病院です。」

「紹介状がありまして、矯正歯科の初診予約を取りたいんですが。」

「紹介状に先生の名前の記載がありますか?」

「ありません。」

「そうですか。記載がない場合現在初診は2,3年待ちになります。」

は?初診2,3年待ちって初めて聞いたんだけど・・・。

これはダメだと思い、近所の歯科医に別の大学病院宛にもう一度紹介状を書いてもらう様、再度連絡をすることに。

B大学病院にて、開咬だと診断される。

別のB大学病院の紹介状をGETし予約の電話をかけたところ、こちらは矯正歯科の初診の場合は予約は不要と言われ安堵。

ただし、大学病院は基本土日が休診で、B大学病院は初診の場合は午前中のみとのことだったので学校を休んでいく事に。

B大学病院はわが家から電車で30分ほど。

矯正するとなると頻繁に歯医者に通わないといけなくなるし、平日のみの診察は正直厳しいのではないか・・・と思いつつ、紹介状も貰ったことだし取りあえず歯の状態を見てもらうことに。

歯列矯正は基本自由診療となる為保険が効かず、B大学病院のケースは30分間のカウンセリングだけで9,000円以上支払うことに。

歯科医と話すだけで9,000円・・・正直痛い。

朝イチで受診したのですぐに見てもらうことが出来た。

近所の歯医者で言われたことをそのまま伝えると、やはり咬んだ時に上下の前歯に隙間が出来てしまう開咬という状態になっていることを指摘される。

実質奥の2本の歯でしかものを咬めていないので、咬んだ時に歯にかかる力が奥歯に集中してしまい、将来奥歯が割れるなどのトラブルに発展する確率が高くなるらしい。

見た目には並びが悪い感じがないこともあり、正直この時点では本当に矯正の必要があるのかどうか分からないゆるママ。

そして歯科医がなんだか要領を得ない話し方で、なんとなくここに通うのはやめようという気持ちになる。

もし矯正をするとしても、B大学病院ではワイヤー治療になることと、なんだか先生が頼りなく感じたこともあって、検査の予約などせずお会計をしてB大学病院を後にする。

ネットで探した隣駅の矯正専門の歯科医へ。

矯正なんて別に大学病院でなくても町の歯科医でもやれるのでは。

そう思い、近所の通いやすそうな矯正専門医がいる歯科医を探すことに。

こういう時近所にママ友がいれば歯科医の情報を手に入れられそうなものだが、ゆるママには気軽に近所の情報を得られるママ友がいないので、取りあえず自分の足で探すしかない。

隣駅にネットで見つけた矯正専門のC歯科医院があったので、早速予約の電話をする。

カウンセリンが無料とするところも多い中、C矯正歯科医院は初回3,300円の料金が必要だった。

ここでも大学病院と言われたことはほぼ同じだが、違ったのは先生がハキハキと治療について説明してくれる点。

ただ、ここもB大学病院と同じくワイヤー治療のみで、しかもひとりにつき15分程度の診察時間しか取っていないためか、なんだか慌ただしい感じがした。

話を聞いている最中もやたら先生が時間を気にしており、ゆるママが診察室から出た時には待合室に3人ほど診察を待っている患者さんで狭い待合室が溢れかえっていた。

B大学病院と比較したらC矯正歯科の方が感触が良かったので、他に見つからなければここにしようと子どもと決める。

マウスピース矯正が可能な近所のD歯科医院。

ネットで調べてみたところ、子どもの矯正には

・従来のワイヤー矯正
・マウスピース矯正(インビザラインファースト)

の2種類があるということが分かった。

ワイヤーとマウスピース治療の違いが良く分からないものの、マウスピース矯正の話も聞いてみたかったので、インビザラインファーストを扱っている矯正歯科医がいる近所の歯科医へ行ってみる事にした。

こちらはC矯正歯科とは違い、患者一人当たりの時間をゆとりをもって取っている様な印象だった。

そして嬉しい事にカウンセリング料は無料。

先生も女性の先生で常勤ではないものの、矯正専門医として働いている方で色々親切に教えて頂けた。

マウスピース矯正に関しては、適合する場合とそうでない場合があるので詳しく検査をしてみないと分からないと言われたが、多分マウスピースでいけそうだと言われる。

マウスピース矯正は従来のワイヤー矯正と比較するとお値段が高くなるが、痛みを軽減することが可能で、歯列と顎の矯正がいっぺんに出来るので負担が少ないとのこと。

子どもには「マウスピース矯正の方が良い」と言われ、なんとなく母もお金の問題だけならマウスピースでいいのではないかと思う。

カウンセリング終了後、一旦この日は帰宅。

その後子どもと話し合った結果、

・家から近い歯医者がいい
・マウスピース矯正がやりたい
・仮にワイヤーしか出来なくてもD歯科医に通いたい

という子どもの意見もあってD歯科医で矯正を始めることとして、後日詳しい検査を申し込んだ。

矯正はマストではない。それでもわが家がやる理由。

見た目で歯並びが悪いとかだったなら、恐らくもっと前に矯正を考えていたであろうわが家。

でも、わが家の子どもの場合は素人目には問題があるとは思えない歯並びで。

それに矯正はマストでないし、自由診療となる為保険適用外で費用が高額になる。

そもそも本当に矯正する必要がある?

お金や時間のことを考えると、矯正しないという選択肢もあったであろうけれど、わが家が矯正することに決めた理由。

①健康に関わる問題
②見た目にダイレクトに関わる
③大人になってからでも矯正は可能だが、抜歯のリスクが上る

もうね、優先すべきはお金よりも健康でしょ!

わが家のケースは歯の寿命を縮めてしまう開咬というケースだったこともあるけれど、子どもの口元が口ゴボと出っ歯気味だったのも親としては気になっていた。

コロナでマスクをしていたから、余計に痛感する口元が人に与える印象の大きさ。

電車の中で大人でも口が半開きになっている人は、ほぼ口ゴボだったりする。

歯並びが顔つきや発音に関わってくるならば、やはり子どものうちに直してしまったほうが良いだろう。

舌や口の悪習も子どものうちに直してしまったほうが良い。

そう思って矯正する事にしました。

矯正と大学までの学費を出すのは親の義務!

そう思うことにしているゆるママです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

・英検準1級
・TOEIC940点
・フランス語検定準1級
留学経験なしママによるおうち英語とおうち学習実践

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