【最新記事追加しました】小学生でもできるコンタクトレンズ。オルソケラトロジーのわが家の体験談。

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最近の近視対策には本当に色々なものがあります。

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わが家の娘は現在小学3年生ですが近視です。

小学2年生の頃にオルソケラトロジーと呼ばれるコンタクトレンズの装着を開始しました。

オルソケラトロジー(以下オルソ)は小学生からでも使用できるということで、実際にオルソをやっているという話も結構聞きます。

それでも親世代としては聞きなれない話ですし、子どもの健康に関わることなのでどうしても慎重になってしまいます。

わが家も始める前は

「寝る間にコンタクトレンズ着けるなんてうっとおしそう。」

「逆に目を傷めたらどうしよう。」

「そもそもがよく分からんけど、それって大丈夫なの?」

など色々懸念事項が多かった!

オルソを始める前に実際にやっている人の話も聞けなかったので、ブログでの体験談を探しては読むの日々。

そこでわが家もオルソを始めた今、実際にやってみてどうなのか?をまとめてみたいと思います。

この記事で分かること
  • 必要な費用
  • オルソケラトロジー開始の流れ
  • 実際の使用感
  • オルソケラトロジーの効果

オルソは気になっているけれど実際にやっている人の話が詳しく知りたい!

子どもが近視になってしまいどうにかしたい!

この記事が子どもの近視で悩んでいる保護者の参考になれば幸いです。

目次

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーはコンタクトレンズ

オルソケラトロジーとは

就寝中に着用するコンタクトレンズによる視力矯正。
就寝中にコンタクトレンズで角膜の形を矯正することにより、起床後コンタクトレンズを外した状態でも矯正視力が保たれる治療法。

オルソケラトロジーはコンタクトレンズです。

ハードレンズとソフトレンズの中間ぐらいの形状ですが、ハードコンタクトレンズ扱いになるようです。

就寝前にコンタクトレンズを装着してそのまま就寝、朝起きたら外すという流れ。

通常のコンタクトレンズとは逆になりますね。

朝コンタクトレンズを外しても矯正視力が保たれるので眼鏡なしでもきれいに見えます。

レーシックの効果をコンタクトレンズで一時的に得ている様なイメージでしょうか?

どんな人が利用できるのか?

通常のコンタクトレンズは扱いの問題もあって中学生頃から使い始める人が多いと思いますが、オルソは小学生低学年から利用可能です。

小学生の場合は装着・脱着、その他レンズのケアは大人がやることになります。

子どもの目を「ガッ」と見開いて親がコンタクトレンズを目に入れ、脱着はスポイトを使って取ります。

ゆるママ自身がハードコンタクトを利用しているので、その点は最初からあまり抵抗感はありませんでした。

また近視が強い場合は矯正効果が出にくいとされており、裸眼視力0.1くらいまでに効果があると言われています。

近視が進んでしまった場合はオルソの利用が出来なくなってしまうので、タイムリミットがあることは覚えておきましょう。

オルソケラトロジーに必要な金額

オルソは自由診療のため病院によって金額設定が異なりますが、大体初回15万円~25万円程度の範囲です。

初回の費用には

・両目レンズ代
・1年間の診察代
・その他最初のケア用品

などが含まれています。

レンズ買い換えの場合は大体片目4万円、1年後の診察は自由診療となるため1回3,000円くらいが目安でしょうか?

その他レンズの保存液や装着前のヒアルロン酸目薬、ケースの買い替え代などのケア用品代もかかります。

なので最低15万円~と考えておくといいと思います。

ゆるママの娘が眼鏡やマイオピンの処方のために通っていた眼科はオルソの初回費用が両目で24万円と言われ、その後の料金設定もかなり曖昧だったことから、オルソを始めるにあたり病院を変えました。

ちょっと24万円は高すぎるし、それ以降にかかる費用も明朗会計ではなかったので金銭面で眼科変更。

結局近所ではないけれどなんとか通える範囲でオルソの経験豊富な病院を探し、初回15万円の費用で済みました。

またオルソの初回費用は10万円超えになるので、医療費控除申請の対象にもなります。

忘れずに確定申告しましょう。

オルソケラトロジーを始めた理由

わが家がオルソを始めた理由は近視進行予防の効果が高いと言われていることにつきます。

子どもが近視になったのは5歳の時。

予想外のことにボー然とする母に眼科医がオルソケラトロジーのことを教えてくれました。

「今はまだ幼いから取りあえず眼鏡を使って、もう少し大きくなったら近視進行予防の為にもオルソを使ったほうがいい。」と言われました。

なので近視1日目からオルソのことはずっと気になっていたのですが、イザ始めるとなると中々踏み切れない。

小学生低学年の子どもとコンタクトの組み合わ自体がもう違和感だらけだったし、「逆に目が悪くなったら?」とかネガティブな思考がどうも払拭できない。

マイオピン点眼で頑張っていたけれど、引き続き緩やかに進む近視。

そうこうしているうちに裸眼視力が0.3~0.1になってしまったため、「いよいよ潮時か!」とオルソを始めることにしました。

今考えると、もう少し早くに始めておけばよかったと思いますね。

コンタクトレンズなので嫌ならすぐに止めることもできるし、近視が進んでオルソが出来なくなることを考えると、早めに決断が必要だったと感じました。

開始の流れ

オルソをやる!と決めてからはまず眼科医探し。

前述したとおり、通っていた眼科は料金設定が高すぎだったので別の眼科を探すことにしました。

HPで「オルソ 眼科」と入力すると結構出てくるので、その中から家から自転車で通えてオルソに力を入れている、且つ料金設定が明確に表示されている眼科を選びました。

その後予約を入れ、その後は以下の通りの流れでした。

STEP
視力検査、トライアルレンズ着用開始

ますは初回視力やその他の目の検査。

視力に合わせたトライアルレンズを貸してもらえるので、それを2週間装着。

トライアルで止める場合は料金5,000円のみ支払い。

STEP
2週間後に受診、レンズオーダー

トライアルから2週間後、目の状態(傷やアレルギーの有無)の確認と、トライアルレンズで視力がでているかのチェック。

問題がなければトライアルと同じ度数でレンズをオーダー。

STEP
2週間後オーダーレンズの受け取り

オーダーしたレンズを受け取った時点で料金をお支払い。

トライアルレンズは返却。

STEP
4週間後再受診

目の状態(傷やアレルギーの有無)と視力の確認のため受診。

STEP
その後は3か月ごとに受診

オルソを始めると頻繁に眼科に行く事になります。

なので出来るだけ家から通いやすく、混んでいない眼科を選ぶことをお勧めします。

ゆるママが通っている眼科は何故か激混みで、予約を取るのも結構厳しい。

もう少し混んでいない眼科にすればよかった・・・とちょっぴり後悔しています。

実際の使用感

こどもの感想

実際にオルソをやってよかった!

というのが娘の意見。

その理由が

・眼鏡より生活しやすい。
・ビジュアル的に眼鏡なしの方がいい。
・水泳の時もハッキリ見える。

眼鏡をかけるよりも生活がしやすいとのことで、娘はオルソを気に入っています。

あと、オルソはスポーツをしている子におススメされる場合が多いですね。

激しいスポーツや水泳は眼鏡には向かないので、オルソだと裸眼でもよく見えるメリットを生かしてこういったスポーツも楽しむことが出来ます。

また女の子の場合は外見を気にするしないの問題もありますし、娘は「眼鏡なしの方がかわいい♡」と思っているようなので、眼鏡をかけたくない!と思っている多感なお年頃の女子にもおすすめです。

親のサポートは必須

小学生の場合は親のサポートが必須になります。

寝る前のレンズの装着、朝起きた時の脱着は親がしています。

またコンタクトは適切なケアを怠ると失明を招く原因になるので、洗浄なども親がやったほうが安心です。

あと、ハードコンタクトなのでズレることもあります。

その場合も親がズレを直す手助けをする必要があるので「そんなの面倒くさくてできない!」という方にはおススメしません。

ゆるママも自身がハードコンタクトレンズの使用者ではありますが、人にレンズを入れるのはまた別の話。

最初は入れるのも外すのも時間がかかったりズレたりして大変でしたが、今はもう慣れました。

こどもも親も時間とともに慣れて来るので、最初はスムーズに出来なくても心配しなくて大丈夫です。

実際の効果

オルソを始めて半年なので近視進行予防の効果などはまだ語るには短すぎるかな?と思います。

視力の効果については時系列でご紹介していきたいと思います。

オルソを始める前の娘の視力は以下の通りです。

右:0.3/左:0.1

オルソ開始1日目の視力

オルソ1日目からかなり効果が出ていたようです。

ただ開始直後は視力が安定しないことも多く、夕方になると見えにくくなると医師からの説明がありました。

実際1~3日目ごろまでは夜になると視力が落ち、またボヤっと白くもやがかかったように見えるハレーション効果もあったようです。

それでも1週間経過する頃には就寝前まで視力が安定し、ハレーション効果もなくなった様子。

わが家は学校がある時期に開始しましたが、出来るなら夏休みや春休みなどの長期休み期間中にスタートする方が安心だしスムーズかなと思います。

オルソ開始2週間目の視力

オルソ開始から2週間経過後、眼科に検査に行きました。

この時の視力は

右:1.5/左:1.5

先生曰く「今は0.5くらいの弱い近視になっている。」とのこと。

個人的には片目で1.5見えるって見え過ぎなんじゃないか?とも思うのですが、専門家(眼科医)からは特に問題のない見え方らしいです。

と、ここまではかなり順調です。

オルソ開始3か月後、突然の告白

オルソを始めてから3か月経過後、子どもが不意に「左目がぼけて見える。」と言い始めました。

取り急ぎ家で簡易的な視力検査を実施したところ

右:1.2/左:0.7

やはり右目と比較すると左目の視力が弱い。

オルソを始める前に医師から「まれに急激に視力が落ちる場合がある。」と言われていたので、取り急ぎ眼科の予約を取りました。

眼科での測定では

右:1.5/左:1.5

普通に見えているではないか。

医師に状況を説明したところ、「寝相によって矯正が弱くなり、視力がでないこともある。」と言われました。

うつぶせ寝や横向きで寝るのはあまり宜しくないらしく、出来れば長く上向きに寝たほうがいいらしいです。

目の状態を見ても視力が急激に落ちたということはなさそうだと言われました。

オルソ開始後6カ月の視力

この日はいつもの定期検査。

視力は

右:1.5/左:0.7

なんと前回同様左目の視力がでていない。

ここでレンズ交換を医師から提案されるものの、どうも腑に落ちない。

そもそもの原因が「視力低下によるもの」なのか「矯正がうまく出来ていないことによる」ものなのか、医師に聞いてもかなり適当。

(因みに前回見てもらった医師とは別の方でした。)

「成長期の子どもなら数カ月で視力が下がることなんてよくある。」と言っていたのですが、両目ならともかく生活スタイルを変えてもいないのに片目だけ2カ月で近視がそんなに進むのか?

オルソの近視予防効果があるというのは一体何なのか?

しかもこの医師、前回の視力のデータも見ていないしちょっと不信感。

もやもやしていたところ、前回指摘された寝相の件を思い出だし、夜娘の寝相を出来る限り修正してみたところ翌朝見えていなかった左目が簡易検査で1.2まで見えていました。

「やはり寝相の問題なのでは・・・。」と思うところがあったので、暫く寝相を正してみようと思います。

再検査とレンズ交換はまたその後で。

オルソ開始6カ月 レンズ交換になる。

前回の視力検査委の結果、左目の視力の出が悪く、またその後も不安定だったことから(日によっては1.2だったり0.7前後だったり)、左目のみひとつ強い度にレンズを交換しました。

購入後半年以内の交換だったため、無料。

ゆるママが気になるのが、「どうして左目の視力が落ちたのか。」

近視が進んだのか、それとも他の原因なのか、やはり分からない。

近視が進んだにしても、オルソ使用中に1.5→0.7に落ちたからと言って、裸眼視力も1.5→0.7に落ちたということではない様です。

「元々左目の方が視力が悪く、オルソでも視力がでにくいんですよねー。」とのことですが、それにしても少し心配ですね。

そもそもオルソをやっている理由が近視進行抑制なので、オルソのせいで近視が進むとかであればオルソはやめてしまいたい。

(子どもは続けたい!と言うと思うけれど。)

取りあえず様子見するしかないので、また視力が変わってしまうようだったら一度オルソをやめてしまおうかとも思っています。

また、オルソを始めてから使っていなかったマイオピンですが、マイオピンとオルソが併用できるとのことだったので、マイオピンも再開しようかと考え中です。

(更にお金がかかるけれど。)

オルソ開始9カ月 また左目が見えなくなる。

左目のレンズの度数変更をして2カ月。

また左目が見えなくなってきた。

交換直後は1.5見えていた左目ですが、2カ月経ったあたりから0.9くらいまでに下がりました。

正直「え、なんでこんなに頻繁に視力が下がるの?」という戸惑いが大きい。

視力がでなくなったので眼科へ行ったのですが、特に何か言われることもなく「視力が1.0くらい出てるなら大丈夫です。」とのこと。

余りにも左目が見えなくなるスピードが速いので、左目の裸眼視力が悪すぎてオルソ不適合なのでは?という気がしてきました。

視力が落ちているのか、単なる不適合なのか、本当に謎。

眼科医からの適切なコメントやアドバイスもなし。

あまりにも見えなくなる頻度が高いので、本気でオルソをやめることを選択肢に入れています。

レンズ1枚5万円、診察は自費診療扱いだし、ケア用品もお金がかかる。

コスト面でも頻繁にレンズを買い替えるのは厳しいし、近視進行抑制の効果が薄いのであればわが家にとっては小学生からコンタクトをする意味がほぼないのです。

そして左目の視力低下には続きの話があって、左目のレンズの汚れがひどいと指摘を受けたものの、なんだか初めから「え、汚れてない?」という感じで・・・。

度数交換は出来ないけれど、同じ度数のレンズ交換は保証期間内なので出来るとのことで交換してもらったのですが、新しいレンズを付けた途端ほとんど裸眼視力と変わらない程度になってしまい・・・。

「え、なんで?」という気持ちで一杯!

裸眼視力が0.3くらいだった右目は安定的に1.2~1.5程度の視力がでているので、0.1程度しかなかった左目はやはりオルソの効果が出にくいのかもしれません。

オルソが悩みの種になりつつあるので、いっそのことやめてしまいたい・・・

そんな気持ちに心が傾きつつある今日この頃です。

まとめ

以上わが家のオルソの様子でした。

今後は視力状況の更新や近視の進行防止の効果について加筆していきたいと思います。

この記事が少しでもオルソのことを知りたい方の参考になれば幸いです。

以上ここまでお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

・英検準1級
・TOEIC940点
・フランス語検定準1級
留学経験なしママによるおうち英語とおうち学習実践

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