【グノーブル/四谷大塚】中学受験に向けての塾選びや入塾試験のあれこれ。

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来年からいよいよ始まる塾通い。

中学受験に対して、ゆるままは「どちらでも」というスタンスだったものの、公立小学校で色々思う事があって、取りあえず中学受験にチャレンジする事に決まったわが家。

夏期講習の想像以上の過酷さにゆるママが憤死寸前になった過去もありますが、その経験から学ぶ所は学んで気持ち新たに子どもと伴走する決意を固める。

まず中学受験の入口でやらなければいけないことと言えば塾選び。

一言で「塾」と言っても学習スタイルもカラーも全然違う。

大手塾から近所の個人経営の塾まで選択肢が多すぎるし、何と言っても正直な話どの塾が子どもに合ってるかなんて分からない。

塾選びがゆるママの心の重圧となる・・・。

今回はわが家の塾選びから入塾テストの感想でをまとめていますので、興味がある方は最後までお読みください。

目次

塾選び。わが家の譲れない条件。

多分塾選びで一番大切なのは親の生活スタイルではないか?と思うのですよね。

もちろん子どもに合う・合わないもとっても大切。

しかしそれ以上に、親が子どもの管理をする時間があるのか、ないのか?

これが結構重要な気がします。

勉強するのは子どもだけれど、親の負担だって無視できない。

・どこまで親が子どもの勉強に関わることが出来るか?
・親の譲れない条件。

まずわが家は親の希望や限界を基準に塾選びをすることにしました。

ゆるママは週2日のパート勤務なので、子どもの面倒を塾にお任せしたい!という状況ではないので、「塾の面倒見の良さ」は今回は度外視。

金銭面に関しても、個人と大手の塾は金銭負担に大きな差はそこまでない。

譲れる条件、譲れない条件を考えてみたところ、わが家の絶対的な条件は通塾にかかる時間が短いということになりました。

なるべく家から近いところ、行きやすいところ。

家から片道30分も電車でかけて通塾するとか、労力と時間の無駄でしかない。

これね、ベルリッツの通学で学んだこと。

通いにくさはしんどさに繋がる。

親の送迎の必要性を考えたら、わが家では(というかゆるママが)遠方の塾に週3回・4回も送り迎えするのは無理だ!と判断。

幸いわが家から行きやすいところにいくつか塾があったのでその中から選ぶこととし、遠方の塾は問答無用で選択肢から外すことにしました。

わが家の譲れない条件を満たす塾の中から、カラーが異なる塾を2つ選出。

四谷大塚と夏期講習に行ったグノーブルに的を絞る。

どちらも入塾テストが必要となるので、11月の早い段階で2校の入塾テストを受験する事にしました。

グノーブルの入塾テストを受ける。

グノーブルは夏期講習に通うにもテストに合格しないといけなかったので、過去に入塾テストを受験済み。

今回も特に対策や事前学習することなく、ほぼ丸腰手ぶらでふらりと塾に向かう。

テストの結果は1-2日後に電話で通知があります。

結果は合格☆

テスト用紙の返却はありませんが、得点のみ郵便で返送されてきます。

また、テスト結果について詳細を知りたい場合は塾に電話をすると丁寧に教えてもらえます。

今回の合格点は算数+国語合計200点中90点がボーダーでしたが、グノーブルの合格基準点は毎回90点前後のようですね。

わが家は算数+国語で合計得点が8割ほどありましたので、中々頑張った方なのではないかと思います。

入塾テスト合格者は体験授業を無料で受講することが可能。

わが家は夏期講習でグノーブルの授業を受けたことがあるので、今回は体験授業は受けないことにしました。

四谷大塚の入塾テストを受ける。

四谷大塚の場合は全国小学生統一テストが入塾テストを兼ねている様でしたが、そのことを知らなかったのでわざわざ入塾テストを受けに行ってしまったわが家・・・。

四谷大塚のテスト結果も3日後くらいに塾から電話がありました。

グノーブルに続きこちらも合格☆

四谷大塚の場合は書類は一切送られてこなくて、得点は全て口頭で。

四谷大塚の合格基準点は、算数+国語で半分くらいの100点ほどとのこと。

子どもの得点は算数+国語合計で7割ほどだったので、テストの難易度は 四谷大塚>グノーブル といったところでしょうか?

四谷大塚は入塾テストの合格率が半分ほどだと言われており、超難易度が高いというイメージがあるサピックスよりも入塾テストのハードルが高いと言われている様です。

これに関してはちょっと意外でしたー。

取りあえずどちらも無事に合格したものの、そこから先「どちらにするか?」が中々決められない。

四谷大塚とグノーブル、どちらも一長一短あって「これ!」という決め手に欠ける。

結局わが家、塾を決めるのに入塾テストから3週間もかかってしまいました(汗)。

グノーブルの長所・短所

わが家が勝手に思うグノーブルの長所と短所をまとめてみました。

グノーブルの長所。

グノーブルの長所

①通学日数が少ない
②国語の授業内容が魅力的
③文系・理系ごとにクラス分け

グノーブルは他の大手校と比較すると1週間の授業日数が少ないのが特徴。

小学4年生:週2日
小学5年生:週2日
小学6年生:週3日

授業日数が少ない分授業の進捗が早いらしいのですが、小学校5年生までなら他の習いごとも並走して出来そうなのと、何より通塾にかかる手間と時間を減らせるのは魅力的。

また、国語の授業に関しては他の塾とは全く異なるスタイルを取っておりまして、長い目で見た場合に非常に有益な学習スタイルなのではないかと親の目には映りました。

国語にありがちな選択問題とか問題文を読んで文章を抜粋するとか一切なし。

長文を読んで文章を書かかせる。

ひたすらこれを繰り返していく感じの様です。

この学習スタイルだと何がいいって、文章を書く能力が身に付く。

文章力って大人になっても重要になってきますからね。

中学受験のための学習で終わってしまわないこの学習スタイルがゆるママには魅力的に感じています。

あと、特徴的なのが文系(国語・社会)、理系(算数・理科)ごとの成績でクラス分けがされる点。

個人的には総合的な4教科の成績でのクラス分けよりも、教科別でのクラス分けの方が良いと感じています。

4科目全教科ほぼ同じレベルなんていう子もいないだろうし、明らかにこちらの方が合理的な気がしています。

グノーブルの短所

続きまして、グノーブルの短所。

グノーブルの短所

①自習室がない
②教材の整理が大変

自習室がないということは、塾がない日は家庭で勉強するという事。

これは、正直子どもがめちゃくちゃ自立しているとかじゃない限りは、親の管理・監視が必須になります。

共働き家庭で平日親が家にいない・・・という場合は、自習室で勉強させてくれる塾の方が生活環境には合っているのではないでしょうか?

実際ゆるママの周りでも共働きの家庭は近所の面倒見がいい個人塾が人気だったりする。

子どもと親が一緒空間にて子どもが勉強するとなると、親子間の衝突も増えるし、ここを親がどうとらえるのか・・・

自習室がない影響は親のキャパに左右されそうな気がします。

この点はゆるママも自分自身が心配・・・。

夏期講習で憤死しそうなほどイライラがMAXとなり、自分でも「こんなのやってられないわ!」と思った経験があることを思い返すと、安易に「子どもが家で勉強することになっても大丈夫よ~。」とは言えない気がしております。

そして教材の整理に関して。

グノーブルの夏期講習を受けたわが家ですが、整理されることがない教材が床に申し訳程度に科目別に平積みされておりました・・・。

教材の整理がやりにくい最大の理由は、プリントのサイズがB4だったから、だと思う。

B4のファイルって売ってる?

それに本棚にも収めにくいサイズじゃね?

プリントは一度放置→散乱してしまうと、10年間手を付けていない写真の整理並みに整理する気がしなくなる気がするので、そこは親がマメな人でないとダメな気がしています。

四谷大塚の長所・短所

四谷大塚の長所。

四谷大塚の長所

①毎週テストがある
②ITツールで学習管理が一元化されている

四谷大塚は元々は模試をメインでやっていた塾なだけあって、今もその名残で毎週テストがあります。

4年生は授業2日+テスト1日の週3日間。

テストがあると苦手分野や理解できていない箇所が洗い出されるし、テストに向けて勉強する理由もあるので、割と学習ペースが掴みやすいのかも?という気が。

ただ子どもによってはこの「毎週テスト」というのが負担になったり、理解できている箇所のテストをやることで時間の無駄になったりする可能性は否定できないかな。

あと、四谷大塚は一部タブレット学習を取り入れているらしく、またテストの結果やその結果からわかる苦手分野などの管理をITツールで一元化していいるそうです。

これだと親の学習管理の手間が少しは省けそうだし、上手くITを使っているところはポイントが高いですよね。

四谷大塚の短所。

四谷大塚の短所

①講師の犯罪でイメージダウン
②予習が必要

四谷大塚の元講師が起こした盗撮事件。

これに関しては、一部の保護者にとっては「四谷大塚を選ばない最大の理由」になりそうな気がします。

ゆるママが実際に四谷大塚の説明会に参加した際に、今後の再発防止策のお話がありました。

(講師の授業の様子をライブ配信するとかいう話だった気がします。)

変態講師に関しては、これがたまたま四谷大塚の講師だった・・・というだけで、どこの塾でも起こりうる(なんなら学校でも起きている)話であって、四谷大塚だからどうこう・・・という話ではないように個人的には思えます。

授業の流れに関して、四谷大塚の特徴的な点と言えば「予習型学習」であることでしょうか。

説明会の際に「授業を受ける前にITツールを使って予習の動画を見るように」との説明がありました。

予習と復習、どちらの学習方法が合っているか、好みなのかは個人差が出そうな気がします。

ゆるママは個人的には「復習型学習」推しなので、この点は四谷大塚の短所として記載させて頂きました。

塾選び、正直何が正解か分からない。

以上、わが家が入塾テストを受けたグノーブルと四谷大塚に関してのまとめでした。

ゆるママの正直な感想、塾選びってしんどい。

結果的にわが家は、子どもがチャレンジしてみたいと言ったグノーブルに決めました。

仮にグノーブルが無理!と思ったら、その時は目星をつけている面倒見がいい近所の個人塾に行こうかと考えています。

「塾を変えない前提」で塾選びをしてしまうと、行き詰った時に間違った選択をしてしまうことになりそう。

だったら、「塾を変えるのは全然ありでしょ!」というスタンスで行きたい。

そもそも入塾を入塾前のイメージで決めているのだから、「あれ、思っていたのと違う!」ということなんて普通に起きるわけで・・・。

学校と違って塾なんて個人の都合で続けるのも変更するのも自由。

思いつめることなく柔軟に行動を変えていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

・英検準1級
・TOEIC940点
・フランス語検定準1級
留学経験なしママによるおうち英語とおうち学習実践

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