SAPIX &グノーブル、入塾説明会に行ってきました。

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先日行われた進学塾の説明会に行ってきました。

行ったのは関東中学受験進学塾の雄SAPIXと、鳴り物入りで受験界に参加したグノーブル。

SAPIXとグノーブル、どちらも同じ系統の進学塾なのですが(そう呼ぶ理由は後ほど説明します)、結構カラーが異なるので面白かったです。

今のところ進学塾に通うにしても3年生の2月からを予定しているわが家。

入塾説明会に行くには少し早いタイミングではあります。

ただ、今回の入塾説明会、わが家のこの夏の夏期講習の参加の兼ね合いもあるので今のタイミングで参加してきました。

「グノーブルって何?聞いたことない塾なんだけれど・・・。」

「SAPIXの入塾説明会の雰囲気は?」

など、まだまだ中学受験入門者にもなっていないゆるママですが、素直に感じたことや思ったことを皆さんと共有できればと思います。

この記事で分かること

・グノーブルってどんな塾?
・SAPIXとグノーブルの違い
・2校の入塾説明会の雰囲気

もしよろしければ最後までお読みください!

目次

グノーブルはSAPIXの兄弟塾?グノーブルってどんな塾?

おそらく関東圏にお住まいの方であれば、中学受験をしないご家庭でも聞いたことがあるSAPIX。

SAPIXは中学受験界で現在向かうところ敵なしの超有名進学塾。

一方グノーブルはというと「は?何それ?」という方も多いと思います。

でもこのグノーブル、SAPIXとはとても深い関係にあります。

グノーブルの創設者はSAPIX出身者

グノーブルは設立から10年のまだ若い進学塾です。

塾の中では歴史が浅いものの、決して無名塾ではなく、それなりに知名度もあります。

その所以は、グノーブルは元SAPIX出身の中山氏が独立して新たに立ち上げた塾だからです。

そのためSAPIXと比較されることも多く、また授業の進め方はSAPIX同様テキストではなく都度配布されるプリントを用いるなどの共通点もあります。

どうやら学習塾というのは経営者間での「対立」などによって「分裂」が起きやすく、大手塾から抜けた講師陣が新たに進学塾を立ち上げる・・・という話は良くあるこなんだとか。

SAPIXも元々TAPという塾から分裂した講師陣が創った塾なので、またそこから「分裂」が生じたという、歴史は繰り返すという話なんでしょうな。

グノーブルの基本情報

グノーブルはまだ設立10年と歴史が浅い進学塾。

そのため規模も比較的小さく、2023年の入試では在籍者数は577名のみ。

(一方のSAPIXでは在籍者数は6,730名←HPより)

教室も首都圏(主に都内)の10校程度しかなく、地理的な問題で通える人が限定される塾ではあります。

ただ小規模ながら開成・麻布・桜陰などの御三家合格者もそれなりに出しており、SAPIXと引けを取らない実績を出している様です。

SAPIXとグノーブルの違いは?

どちらの塾にも通っていないので、受験素人イチ保護者が説明会に出席して感じた雰囲気を素直に書いていきます。

※同じ塾でも教室によって雰囲気や講師の差があるようなので、あくまで私が参加した地域での2校の印象を書いています。

①1クラスの生徒数の違い

端的に言うと

・SAPIX=大人数(1クラス30名程度)
・グノーブル=少人数(1クラス10名前後)

1クラスの人数には大分差があるようです。

実際ゆるママが説明会に参加した校舎の雰囲気もかなり違いました。

SAPIXは教室一杯隙間がないほどに机とイスが並べられており、正直後ろの方の席&端の人は黒板が見えないんじゃ?というくらい感じた圧迫感。

一方のグノーブルはそこまでギュウギュウな感じもなく、圧迫感はありませんでした。

また人数という点を考慮すると、SAPIXは生徒の名前と顔が一致しない講師もいるのでは?という感じがしました。

その点グノーブルはまだ少人数故、先生の生徒への目が届きやすい環境にある気がします。

②講師陣の雰囲気

グノーブルの説明会では国・算・理・社のそれぞれの教科の先生の話を聞くことが出来ました。

・最近の試験傾向
・勉強の進め方
・勉強に限らず、今後子どもたちに必要となる能力

以上が講師陣の話の内容だったのですが、受験勉強に限らず色々な話が聞けてためになることも多かったです。

直接話を聞くことが出来れば先生の雰囲気も分かりやすいし、出来れば通学を予定している校舎の説明会に参加する事をお勧めします。

一方SAPIXの説明会では、1時間のうち30分がビデオ視聴。

ビデオで授業の雰囲気を見ることになるのですが、宣材ビデオなので実際の授業や講師の雰囲気は分かりません(汗)。

最後に教室長が全体のシステムなどについて話をしてくれましたが、ゆうるママが参加した説明会のみでは教室の雰囲気を全く掴むことが出来ませんでした。

③生徒へのサポート体制の違い

グノーブル、SAPIX両方とも自習室がありません。

そこで湧いてくるのが、「勉強の不明点はどうするのか?」という疑問。

グノーブルの場合は

・質問専用のメールアドレスあり。
・授業の動画を見直すことが出来る。
・授業後講師を捕まえて、直接質問する。

という方法で生徒の質問に対応してくれるそうです。

一方SAPIXの場合は、生徒のフォローについては何の説明もありませんでした。

噂では(?)SAPIXの授業での分からないところを消化するために、更に個別指導や家庭教師を掛け持ちしている生徒も多いと聞きますし、「塾のサポート」という点はあまり期待できないような感じがしました。

塾でのサポートが薄いと親の負担が増えるので、親がどこまで子どものサポートに労力と時間を割けるか。

この点塾選びの大切なポイントになりそうですね。

両者入塾説明会の雰囲気。

今回塾の説明会に初めて参加したゆるママ。

塾にはカラーがある言うけれど、SAPIXとグノーブル、両者の説明会の雰囲気が全然違った印象を受けました。

グノーブルの入塾説明会

グノーブルはなんと、2時間半の長時間の説明会でした。

30分:塾の概要や入塾テストなど、システムの説明
2時間:各教科ごとの講師の説明

こ、講師の説明が長い(汗)。

私が説明会に参加した校舎はベテラン風情の講師が多く、中々熱い話を聞かせて頂くいい機会でした。

参加人数は、平日午前中ということもあってなのか、保護者5人ほどしかおらず、こじんまりとした説明となりました。

また、説明会への参加は事前の予約が必要となりますので、参加を希望する方はWeb又は電話などで予約をして下さい。

SAPIXの説明会

SAPIXの説明会は1時間。

・30分:授業風景の宣材ビデオ視聴
・30分:教室長より校舎の雰囲気などの説明

グノーブルと比較するとSAPIXはやや薄い説明会の印象です。

(だってビデオ視聴が半分占めてるんだもん。)

全体的にふんわりした内容で、特に個人的な何も感想がわかなかった・・・というのが本音。

参加人数に関しては、グノーブルの5~6倍ほど、30人くらいいました。

どんどんSAPIXのビルにお母さんと思われる方々が吸い込まれていく・・・。

説明会参加の人数だけで考えると、やはり塾の知名度NO.1のSAPIX!と思わされます。

因みにSAPIXは予約不要、時間になったら直接塾の受付に伺うスタイルでした。

気軽に参加できる点も参加者が多い要因なのかもしれません。

ゆるママはグノーブルが好印象

SAPIXとグノーブルの両者入塾説明会。

ゆるママ個人はグノーブルの方が好印象でした。

・生徒へのサポート体制がSAPIXよりは多い。
・教室にゆとりがある。
・講師の雰囲気がなんとなく分かった。

この3点が大きく貢献。

まあ、実際の塾の雰囲気は入塾してみないと分からないところが大きいので、取りあえずは雰囲気で選ぶしかないのかな・・・と思っております。

まずは今年3年生の夏に夏期講習に通ってみて、見極めをするのが良いのかな~と考えていますので、「出来ればグノーブルの夏期講習に行かせてみようかな~」と薄っすら思っております。

因みにSAPIXもグノーブルも夏期講習に通うにはテストに合格する必要があります。

(わが家は一応既にグノーブルのテストに合格済み。夏期講習受講選択のボールはこちらにあるぜ!という状態。)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

・英検準1級
・TOEIC940点
・フランス語検定準1級
留学経験なしママによるおうち英語とおうち学習実践

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