スープストックが離乳食提供で炎上!日本は子育てに厳しい社会なのか?

  • URLをコピーしました!

昨日YAHOOニュースに掲載されていた記事が気になりました。

Soup Stock Tokyoでは、現在一部店舗にて、店内での離乳食(後期)の無料提供サービスを行っていますが、このたび2023年4月25日(火)よりSoup Stock Tokyo外食店舗全店でご提供いたします。(※大丸神戸店は除く)

Soup Stock Tokyo

Soup Stockでにて無料の離乳食の提供がスタートするとのこと。

この取り組みについて賛否老論あり、SNSで批判が相次ぎ炎上してしまいました。

目次

Soup Stock Tokyoが提供する離乳食

Soup Stock Tokyoは現在一部の店舗でのみ提供している無料の離乳食を、2023年4月25日(火)から外食店舗全店で提供するそうです。

無料離乳食の概要
  • 対象月齢は、9か月~11か月(目安)。
  • 有料サービス(店内での注文)ご利用の場合のみ。
  • テイクアウト・デリバリーはサービス対象外。
  • 時期によってご提供メニューの変更あり。
  • 原材料の高騰などの情勢変化が進む場合は「有料」となる場合もあり。

離乳食の無料提供とは、赤ちゃんがいる家庭には嬉しいニュースですよね!

外出時の離乳食は食中毒の可能性も考えて、大体がレトルト食品になってしまうことが多いです。

Soup Stockの離乳食なんてどんな味がするんだろう。

聞いただけでも「美味しそうだな」と想像できてしまう。

このニュースを聞いて「行ってみたい!」と思う人はそれなりにいるのではないでしょうか?

相次ぐSNSでの批判!その理由とは

赤ちゃんがいる家庭には朗報ともとれるこのニュース。

一方でSNSでは批判的なコメントが散見されているのも事実です。

離乳食を無料で提供するなんて、少子化の今子育て世帯に優しい称賛されるべき取り組みだとは思うのですが、なぜこのサービスが批判の対象になってしまうのか・・・。

批判的な声の一例としてこのような声もあるようです。

「子連れが増えると落ち着きが無くなるからもう行かない。」

「お店の雰囲気が変わってしまいそうで、嫌だ。」

「子どもが苦手なので暫く行くのを控えます。」

離乳食の無料提供そのものよりも、客層が変わることでお店の雰囲気が変わってしまうことへの嫌悪感がその大半を占めている感じですね。

確かにSoup Stockは女性の一人客が多く、ファミリー世帯が好んでいくような場所ではない印象。

離乳食の無料提供でファミリー世帯を呼び込みたいであろうお店側と現在の利用客、このギャップは否定できないですよね。

Soup Stockは女版吉野家と言われており、本当におひとり様が多い。

数少ない女性がひとりでも気軽に入店でき、かつ周りもおひとり様だらけなので気兼ねなくゆっくり過ごせる貴重な空間なのかもしれません。

その雰囲気が変わってしまうと貴重な女性向けひとり飯の場所がひとつなくなってしまう。

批判と言うよりも「嘆き」を感じます。

(因みにゆるママは基本ひとり行動なので店の雰囲気関係なしにどこにでも入店します。他人の目は気にしなければしない程気軽に、そして自分の欲求に素直になれます。)

日本社会が子育てに厳しい訳ではない

子ども嫌いの人が批判している!

子どもを邪魔扱いしている日本!

子どもへのサービスや優先的な取り組みに対して寄せられる批判があると、何かと日本は子育てに厳しい、子ども嫌いの社会だ!と言われることが多いですよね。

個人的な意見としては「まあ実際寛大で優しい社会ではないよね。とは思います。

でもこれは、そもそも日本社会の少子化が恐ろしいスピードで進んだことによる、子どもという社会のマイノリティへの扱いがぞんざいになりつつあるというこのような気もします。個人的に。

沢山の子どもが騒いでいる、騒ぐことを「そういうもんだ」と思えない社会に変わりつつある。

子どもだけの話ではなくて、30年前と比較すると社会が「受け入れられないこと」or「受け入れられること」がかなり変わってきていると思うので、子育てへの厳しい目もその一環なのではないでしょうか。

そもそも子どもを育てたことがない人には子育ての共感は出来ませんし、子どもを持たない人が増えているのだからそれは自然な流れなのかもしれません。

確かに東南アジアに行くとビックリするくらい子連れに優しい。

でもその分子どもにも「公共の場所である程度の振る舞いを身につけさせなければ。」という親の意識が低くなるため、全体的なマナーの悪さに繋がる。

一方ヨーロッパでは大人社会が軸になるため子供と大人のゾーニングがされており、また子どもの騒音に対しては日本の比ではないくらい厳しい。

(日本だと騒いでる子どもに他人が注意するなんてないですが、ヨーロッパだと普通に知らない人に「静かにしてくれ。」と言われます。)

ゆるママは赤ちゃんを育てていた時のことはもう過ぎ去った過去になってしまっていますが、自分が小さい子どもを育てていた時代に特に子育てに厳しい社会を感じたことはなかったですね。

まあ、変なおじさんとか因縁つけてくる老人とかは昔からいましたからね。

ただ子どもという社会的弱者への配慮を誰もが持っている訳ではないし、持っていない人が増えている。

それが今の日本の状況な気がします。

そして今回のスープストックの炎上の件も、日本社会が子育て世帯に批判の目を向けているとか、子育てに厳しい社会を表しているとかではない気がします。

子連れの客層しかいない店!みたいな雰囲気なったら嫌だ。

女性がひとりでのんびりできる場所だったのに、その雰囲気が変わらないで欲しい。

単に客層や店の雰囲気が変わってしまうことへの既存客の忌憚のない意見、それだけだったような気がしてなりません。

実際に離乳食目当ててお店に行くのか

確かに無料で離乳食をもらえることは嬉しいけれど、現実的に考えるとそれだけの理由でお店に食べに行くのか?

というのは個人的な疑問です。

私が離乳食時代に外出中のランチで重視していたことは

・ベビーカーが置けるスペースがあるか。
・子連れでも気軽に行ける雰囲気か。
・子どもが寝たタイミングが母の食事時間。

もうこの3点のみ!

自分が食べたいものとかタイミングとかは後回しですよ。

なので自分の中で2~3か所ほど行きつけの場所をローテーションするか、あとはデパートの赤ちゃん休憩室とか屋上で弁当買って食べるみたいな感じが殆どだった気がします。

それを考えると、例え離乳食が無料でもSoup Stockにはちょっと行かないんじゃないかな。

その理由
  • 店内が狭すぎて子連れには落ち着かない。
  • 子どもに食事を食べさせないといけないシーンで自分用に熱いスープなんか注文しない。
  • 子どもがいる狭いテーブルに熱い食べ物を置いたら危ない。

店舗にもよると思いますが、Soup Stockって立ち食いそば屋のような狭い店舗が多くないですか?

狭いとベビーカーでは入れないし、横並びにならないと離乳食も食べさせられないので、店の構造的に赤ちゃん連れでSoup Stockに入るにはかなりハードルが高い気がします。

あと、親が注文する食べ物!

赤ちゃんがいたらとにかくさっと食べられるものを選びますよね?

ラーメンとか暑い食べ物はご法度!

子どもにご飯食べさせてる間に自分の食事が冷めるし、子どもが騒ぎ始めたら急いで食べるなんて出来ない。

そういうシーンでわざわざスープなんて頼まないだろうと思うのですが、Soup Stockさんはどういう意見なんでしょうか?

なので個人的には今のSoup Stockの雰囲気ががらりと変わるようなことはないのではないか?

と考えます。

ゆるママはSoup Stockが好きなので多少雰囲気が変わったとしても、今後も食べに行くと思います。

でも個人の置かれている状況で考えも変わるし好みも違う。

みんなが適度に住みわけが出来るほうが暮らしやすいのかもしれませんね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

・英検準1級
・TOEIC940点
・フランス語検定準1級
留学経験なしママによるおうち英語とおうち学習実践

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次